ファイナンシャルプランナー大家

20年くらい前までは敷金2ヶ月、礼金2ヶ月、更新料1ヶ月が当たり前という風潮でした。

しかし賃借人はこれ以外にも初期費用として前払家賃、引越し費用、仲介手数料、火災保険料等がかかってきますので、なんだかんだで賃料の数ヶ月分かかってきます。当然、初期費用が安い方が賃借人にとっては魅力的です。

敷金、礼金については不動産仲介会社の言いなりにならずに、賃貸がなかなか決まらなければ、礼金をゼロにしてみたり、フリーレントを10日つけてみたりするのも空室を回避するための有効な募集手段になります。

最近は「敷金0、礼金0」という物件も珍しくありません。特に礼金は0が当たり前というくらいです。とにかく、賃貸が決まらなければ不動産貸付業は成り立ちませんので、空室率上昇に反比例するように初期費用は低下してきたと言えるでしょう。

敷金とは

敷金は退去時の清掃など改めて賃貸募集するために必要な現状回復だったり、家賃滞納時の補てんなど、有事の際の保険として事前に賃借人からお金を預かっておくものです。

何もなければ退去時に返金しなくてはならないので口座を分けておくなど管理には注意が必要です。

室内の通常利用による経年劣化は大家さんの負担で対応することになるので、敷金は清掃代を除いてほとんど返却することになるでしょう。

礼金とは

礼金には法的な根拠は全くありません。昔からの慣習です。「貸してくれてありがとう」というお金なのですが、実際問題、礼金2ヶ月は、貸主が不動産会社に払う仲介手数料分と大家が自分の懐に入れる分なのです。

礼金は日本特有の慣習ですから、外国人の方にはあまり理解されにくいです。

外国人の方で敷金1ヶ月、礼金1ヶ月で募集をしていると、敷金2ヶ月で礼金0でという交渉をされることがあります。海外ではそのような慣習がないのでどうしても納得できなかったんでしょう。

結局はサービス業

当然、「良質なものが安い」のが消費者にとっては一番の魅力です。不動産賃貸業も全く例外ではないです。サービス業ですし、安いに越したことはありません。

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